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WordPress 7.1「メリー・ルー」が2026年8月19日にリリースされました。
今回のアップデートでは約600件の機能改善と、630件以上のバグが修正されており、大規模な機能強化と安定性向上が進められました。
レスポンシブスタイルを適用

サイトエディターから、パソコン・タブレット・スマートフォンなど、画面サイズに応じたブロックの表示を調整できるようになりました。
グローバルスタイルや各ブロックの設定からレスポンシブスタイルを設定でき、編集画面で異なる画面サイズの表示をプレビューしながら調整できます。
また、ブロックテーマの開発者はtheme.jsonを使って、モバイルやタブレットのブレークポイントを独自に設定できるようになりました。
すべてのエディターに管理バーを表示

管理バーがすべてのエディターで表示されるようになりました。
作業中に現在どこにいるのかを常に把握でき、使い慣れたツールにも簡単にアクセスできます。
また、デザインも一部変更されています。
画像切り抜き機能

切り抜きインライン式の切り抜きツールから、モーダル式のメディアエディターに変更されました。
自由形式やアスペクト比による切り抜き、水平・垂直反転、角度指定による回転、メタデータ編集がメディアエディター内でできるようになりました。
ノート機能の改善

ノートがリッチテキストとメンションに対応し、より分かりやすいフィードバックを残したり、適切な共同作業者を会話に加えたりできるようになりました。
リッチテキストの追加により、太字、斜体、コード、リンクなどの書式を使用できます。また、「@」を入力して共同作業者をメンションし、通知することもできます。
さらに、ブロック全体だけでなく、テキストの一部に対してノートを追加できるようになりました。
同じブロック上で複数の会話を進めることもでき、長いノートは折りたたんで余白部分をすっきり保つことができます。
メディア処理の改善
画像のアップロード時に行われる処理の一部を、サーバー側ではなくブラウザー側で行うようになりました。
これにより、画像アップロード時のサーバー負荷を軽減できます。
また、AVIF、HEIC、HDRゲインマップなど、最新の画像形式にも対応しました。
ボタンブロックの機能追加

ホバー、フォーカス、アクティブの状態に応じてスタイルを設定できるようになりました。
1つのボタンだけに適用することも、すべてのボタンに適用することもできます。
新規ブロック追加
プレイリスト
複数の音声トラックを1つのプレイリストにまとめるためのブロックです。
オプションで波形表示を追加することもでき、再生中の各トラックを視覚的に確認できます。
タブ
コンテンツをタブ形式のパネルに整理するためのブロックです。
関連する情報をタブごとに分けて表示できるため、すっきりとしたレイアウトを作れます。
カスタムアイコンを追加
開発者が独自のアイコンを登録できるSVG Icon APIが追加され、登録したアイコンをエディター内で利用できるようになりました。追加したアイコンは、標準で用意されているアイコンと同じように、エディター内で利用できます。
その他開発者向けの改善
開発者向けにも多数のAPIや開発基盤の改善が行われています。
SVG Icon API、Abilities API、DataViews・DataForms・View Config APIなど、多数のAPIが拡張され、エディターのiframe化やDesign Systemの導入、Persistent Admin Barなど、開発環境の基盤も強化されました。
さらに、theme.jsonによるレスポンシブスタイルやブレークポイント、ホバー・フォーカス・アクティブなどのインタラクション状態の設定、背景グラデーションや最小幅のブロックサポートなど、テーマ・ブロック開発向けの機能も拡張されています。
メディアではクライアントサイド処理やREST APIが強化され、アクセシビリティや管理画面のデザイン基盤も改善されました。外部ライブラリの更新に加え、REST API・XML-RPC・テーマ・テンプレート・マルチサイト・プライバシーなど、コア各所でも多数の改善やバグ修正が行われています。
推奨環境
WordPress 7.1では、PHP 8.3以上のバージョンが推奨されています。データベースについては、MySQL 8.0以上、またはMariaDB 10.11以上が推奨されています。
古いPHPやデータベース環境を使っている場合は、パフォーマンスとセキュリティを確保するためにも、できるだけ早めのアップデートをおすすめします。

