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Googleは定期的にWebサイトをクロールして最新情報を検索結果に反映していますが、削除したページが検索結果に残ってしまうことがあります。
そんな時は、Google Search Consoleの「一時的な削除」機能を使うことで、特定のページを検索結果から一時的に削除することができます。
本記事ではGoogle検索結果からページを削除する方法を詳しく解説します。
「一時的な削除」とは
「一時的な削除」は、不適切なコンテンツやプライバシー上の問題があるページや画像を、Google検索結果から一時的に削除することができる機能です。この機能を利用するには、対象のWebサイトがGoogle Search Consoleに登録されている必要があります。
Web上に存在するページや画像をGoogle検索結果から一時的に削除したい場合や、すでにWeb上から削除されているにもかかわらずGoogle 検索結果に表示されている場合にこの機能を使用することができます。
一度削除すると、該当ページや画像のキャッシュが削除され、180日間インデックスされなくなります。再度インデックスに登録されないようにするには、削除されている期間内に別途対策する必要があります。
削除できない・すべきではないケース
削除リクエストを送信する前に、ページを削除できるかどうか確認しましょう。削除できないページにはこの機能は使用できません。
管理対象外のページ
この機能を利用するには、対象のWebサイトがGoogle Search Consoleに登録されている必要があります。登録されていない場合は、Google Search ConsoleにWebサイトを登録しましょう。
Google検索以外の検索結果の場合
Google Search Consoleから削除できるインデックスはGoogleの検索結果のみです。
Bingの検索結果からインデックスを削除したい場合は、「Bing に関する問題を報告(https://www.microsoft.com/ja-jp/concern/bing)」から申請してください。
URLの正規化を目的とする場合
この機能を使用すると、すべてのURLバージョン(http・https、wwwあり・なし)が削除される可能性があります。URLの正規化を目的にしている場合は、本機能は使用できません。
削除する必要がないケース
情報のクリーンアップ
次回のクロール時に最新の情報に変更されます。
クロールエラー対応
Google Search Consoleでクロールエラーが表示されたページは自動的に検索結果から削除されるため、手動で削除する必要はありません。
削除リクエストを送信する
画面左上の「▼」をクリックし、削除したいサイトを選択します。
「削除」をクリックします。
「一時的な削除 > 新しいリクエスト」を選択します。
フォームに削除したいURLを入力し、「次へ」をクリックします。
「リクエストを送信」をクリックして、削除申請完了です。
削除リクエストの処理には1日程度かかります。ただし、リクエストが必ず承認されるわけではありません。承認されない場合はGoogleポリシーに沿って対処する必要があります。
リクエストをキャンセルする
誤って削除リクエストした場合や、必要なくなった場合はリクエストをキャンセルすることができます。
削除ツールを開きます。
任意のリクエスト横にある「縦三マーク」をクリックします。
「リクエストをキャンセル」をクリックすると、リクエストをキャンセルできます。
まとめ
Google Search Consoleの「一時的な削除」を使用して検索結果からページを削除する方法について解説しました。
「一時的な削除」をすることで、Google検索から一時的にページや画像を削除することができます。今後一切インデックスに登録されないようにするには別途対策が必要になります。
一度出した削除リクエストはキャンセルすることもできます。