NEWS&COLUMN

ホームページの保守管理で大切なもの

ホームページの保守管理で大切なもの

ホームページの保守は誰でもできるものなのか?という疑問にお答えします

「ホームページの更新なんて、ちょちょっとできるでしょ?」と言われる事があります。
確かに、ホームページの製作者であれば、ものの数分でできる修正は少なくはありません。
しかし、それで果たして問題ないのでしょうか?

この記事では、ホームページの保守管理とは何か、誰でも簡単にできるものなのか、どんな危険性があるのかについて説明します。

1.ホームページを安全に更新するには

例えば1枚の写真を差し替える場合。

まず写真の画角を決め、トリミング(適切な箇所を切り出す)して、明るさを調整し、不適切な箇所は画像処理を施します。
更に表示が速くなるよう、適切なフォーマットでファイルサイズを圧縮して書き出し、サーバーへ接続し、ファイルをアップロードします。

このサーバーへの接続には、ID・パスワードが必要になりますが、これらも厳正に管理されていないと、情報漏洩や不正な改ざんといった問題を引き起こします。
また、接続方法についても、VPNやSFTPなどプライベートかつ暗号化されたネットワークを利用する必要があり、組織の信頼を失わないためには、これらを疎かにすることはできません。

さらに、アップロードの際は、元画像のバックアップをとり、過去の履歴を確認できるような対応が求められます。バックアップと履歴が無いと、なんらかの問題が生じた際に元に戻せなくなったり、問題の原因を追求することが困難になってしまいます。

2.バックアップの重要性

このバックアップデータを置く場所は、ローカル環境(PCやオフィス内のハードディスクなど)ではなく、災害に強いデータセンターに設置している非公開サーバーであることが重要です。
当社では、地震などで火災が発生した際、物理的にハードウェアが壊れることを想定して、お客様の大切なデータは全てデータセンターにあるファイルサーバーに保存しています。
さらに専用サーバーをお使いのお客様であれば、ホームページを非公開環境に複製して、いつでも切り替えられるよう準備をしています。
ホームページを改修するにあたっては、先にテスト環境を改修して確認を行い、問題が無ければ公開環境に移すと言った安全策をとっています。

3.犯罪の温床にされる危険性

実際、画像や文字を差し替えるだけであれば、それほどの知識や経験は必要ありません。
しかし、安全に継続的に保守することが求められるホームページの場合、セキュリティやネットワーク、バックアップ体制などの運用ルールがとても重要です。
これは、デザインやマーケティングとは全く異なる知識です。
ホームページは、インターネット上で全世界に公開されているということ。何かあればそれがそのまま会社の信用に関わるということを考えてみてください。
気づかないうちにホームページが乗っ取られ、フィッシングサイトなど犯罪の温床に利用されていたという事件が後を絶ちません。
ぜひ一度、自社ホームページの価値と保守管理体制について、考えてみてください。

まとめ

『簡単にできると言うのは、問題に気づいていないから』であって、安全に継続的にホームページを保守するためには、様々な知識、技術、経験、そして環境が重要です。
何も知らずにホームページ制作を依頼し、低価格なサーバーで公開して放置している場合、取り返しのつかない事態に陥る可能性があります。
最悪の場合、ホームページが消失し復旧できないだけでなく、悪意を持った第三者によって犯罪に利用されることもあります。
いまからでも遅くはありません。ホームページの保守管理は、信用のおける会社に依頼されることをおすすめします。

この記事でみなさんの悩みが少しでも解決できれば幸いです。

記事一覧に戻る ホームへ戻る